今日は父方の祖母の17回忌法要。
上峰町の実家へうかがった。
11時からお坊さんのお経。「さてどれくらい正座ができるものか?」と頑張ったが、25分でギブアップ。その後もお経は20分続いた。でもずいぶんと長く正座できるもんだなと思った。別に鍛えているわけではないが、大体10分もすれば自然と胡坐をかいていたのに、今日はなんと25分。よく頑張った...とそんなことは別にどうでも良い。ばあちゃんの17回忌なのだ。
しかし、あれからもう17年も経つのか。平成元年の11月7日だった。まだIBMの社員で、その日はたしか高輪プリンスホテルにいて、新製品発表のデモの準備をしていたのではなかったか?思い出してみれば昨日のことのようだ。
その前の週に同級生の結婚式があって九州を往復していたため、再び九州にもどるお金がなかった。たしか親に出してもらったんだったな。
とにかく急なことだった。元気に過ごしていたはずだったのに、急にばったりと倒れてそのままだった。「こんなことになるなら、ばあちゃんともっといろんなことを話しておけばよかった」と後悔した。その後を振り返って、その反省を活かせずにいるのではなかろうか?先日の飯山さんのときもそうだったし、それ以外でも亡くなられたときによくそういう後悔をする。
今この瞬間瞬間を100%の力で生きていくことを「今ここ100%」といって、自分に言い聞かせている。言い聞かせているから 「今ここ100%」で生きなければならないのに、まだまだ30%ぐらいだろう。時間の無駄遣いは、県議になってからはさすがになくなったが、コミュニケーションというかふれあいというかそういうものは、まだまだ不十分である。これも頑張るしかないのだろう。