今日の佐賀新聞の一面に「出産無料化」を検討とあった。
昨日開かれた「少子化社会対策推進会議」で、子育て世代への経済支援や企業での働き方の見直しなど総合的な少子化対策の本格検討に着手される中で、猪口少子化担当大臣が記者会見で「出産はただ」ということは広く視野に入ると言われたとか。
現在は出産育児一時金として30万円が健康保険から支給される。来週から始まる通常国会には30万円を10月から35万円に引き上げる法案が提出されることになっている。しかし、出産費用は、定期健診、分娩、入院など平均45万円かかるという調査もあるそうだ。おそらくそれを全額国庫負担しようというものだろう。国庫は大丈夫かという不安もあるが、歳出見直しを徹底的におこなってもらって財源確保に努めて頂きたいと思う。財源が確保できれば子育て世代の支援も可能になってくる。「出産無料化」に加えて乳幼児医療費助成制度の拡充も実施していただきたい。出産も大変だが、熱発など病気にかかりやすい乳幼児は医療費も大変だ。身をもって体験したからよくわかる。
政府与党が少子化対策の本格検討に着手したことは喜ばしいかぎり。早く実現して欲しい。
もう一つ今日の新聞から
とうとうシンクロトロン光応用施設の光源装置にスイッチが入った。これも喜ばしいことです。
待ちに待った、といった感がありますが、これからいろんな企業や大学などの研究にどんどん
役立っていくことに期待感が一杯でもあります。この施設の前途は洋々足るものがあると信じて「これから」を見守りたいと思います。
さらにもう一つ、今日の新聞から。
地方制度調査会の専門小委員会で道州制の区割り案が示され、2月にまとめる答申に盛り込むことで一致を見たそうです。区割り案は全国を8ブロック、9ブロック、11ブロックに分けたもので、昨年総務省が示した7パターンを絞り込んだものです。これから更に検討が重ねられるとのことですが、充分に議論してより良い案を示していただきたいと思います。