ある方から頂いた励ましのメール。
その中にあった一文。
知識は大事である。人格形成の土台となるからだ。だが、知識はたいてい雑識程度に終わる。雑識は人格を統一する力にはならない。その知識がいろいろな体験を積み、人生的修行を重ねることで、見識になっていく。 見識は物事を判断する基準になる。判断したものを実行する。その勇気、度胸。これが 「胆識」 である。 いかに知識、見識があっても実行しなければ、実生活も事業も立派にできない。 「胆識」 を養うことは、リーダーの不可欠な要素である
安岡正篤氏の言葉で、ある雑誌からの引用だそうです。
知識を詰め込み、それを実行する。これを「知行合一」と言う事は知っていますが、行動を起こす事がなかなかできない。腰がこんなに重いのかと、我ながらいやになることもしばしばです。それにまだまだ知識でしかなく「見識」まではなっていなかったのか、と。そしてそこに「胆識」が必要だとは、言われてみて気付きました。言われれば、そんなの当たり前だ、と思うものですが、言われるまで気付かない。要するに普段の自分を冷静に見つめると、度胸がないというか、腹が据わっていなかったのだ、ということでしょう。
行動することについて学ばせていただいたことに感謝です。
でも「腹が据わる」ってすごく難しいように思います。