昨日、鳥栖市の牟田市長が市議会全員協議会で「鉄道高架化白紙撤回」と正式に表明したようだ。我々鳥栖市選出の県議団にも前もって説明はあっていた。昨年の県の調査で県事業としての採択基準に適合しないと判断され、事業の実現は困難と決断したようです。私もそれが今はベターな決断だと思います。計画がつくられてから約20年。ちょっと時間がかかりすぎだし、費用も約400億円とかかりすぎる。「ここらが潮時」と言う意味で、昨年の9月県議会でも質問指せていただいた。
「白紙撤回」は理解するのですけれども、市街地の分断は解消されなければなりません。また、鳥栖駅周辺の再開発を含めた整備は実現しなければなりません。
特に幡崎踏み切りは渋滞が激しく、沿線の商店は商売がぱったり、といった状態です。今後国道3号線が拡幅されればその渋滞は一層激しさを増すでしょう。解決策を見いだして行かなければなりません。今度の一般質問でこの点などをお尋ねする予定です。結果は後日、報告いたします。
とにかく鉄道高架化は白紙撤回になりましたが、その目的だけは引き継いで実現に向けて努力します。