5月10日の佐賀新聞に以下の記事が掲載されていました。
県、AED共同購入へ
「県は救命装置「AED(自動体外式除細動器)」の施設への配備を促進するため、市町や民間事業者との共同購入を実施する。一括入札することで購入単価を節減できるとみられるほか、共同購入者には操作法講習会への参加やAEDの設置を示すシールの交付、県のホームページでの紹介といった特典もある。希望者を募っている。
AEDは心臓に電気ショックを与える救命装置で、緊急時に限り一般市民の使用も認められるようになった。県は本年度、年間三千人以上が利用している県有施設129カ所に131台を配備する。
県は配備に合わせ、市町や民間との共同購入を企画。費用面のメリットや特典を設けることでAEDの配備を進める。共同購入の対象者は市町のほか、娯楽施設や大型店、観光・宿泊施設などで、希望者は県医務課に申し込む。締め切りは19日。」
一人でも多くの方の命を救うということで、いろんな場所にAEDが設置されることは望ましいことです。一台30万円ほどもする機械ですから決して安価な物ではありません。でも命はお金には変えられません。官民が協力しあって購入し命が救える機会が増えるのならそれは手段としてありうることだろうと思います。記事によれば締め切りは19日ということで、もう既に締め切られております。おそらく今回県が購入する131台にあわせての募集でしょうが、果たしてどれくらいの募集があったのでしょうか?今後も県が一括して多くの台数を購入する場合は、今回のような共同購入の募集もありうることでしょう。
とにかく、県にAEDの設置を迫った私としても、多くの場所にAEDが設置されて、一人でも多くの方の命が助けられることを願っております。