昨日の皆既日食。
国内でも見えたところとそうでないところ、悲喜こもごもだったようです。
佐賀でも、県庁の方々が仕事の手を休めて「皆既日食」に見入る姿が新聞に掲載されていました。
そして空の上ではすごいことが起こっていました。
以下にその内容を書き写します。
中国国際航空(CA)4513便は定刻の午前7時45分、四川省の成都空港を離陸した。早朝の便なので、いつもは「もう一眠りしよう」と目を閉じる乗客も多いが、この日は違った。飛行中に皆既日食帯を通過することが知らされており、乗客は空から「世紀の天体ショー」を見ることができると期待していた。観測用の眼鏡を準備している人も多かったという。機内では刻々と、日食に関する各地からの情報がアナウンスされた。
湖北省上空を飛行中の午前9時20分ごろ、太陽は三日月のような形になった。そして、壮観なダイヤモンドリング。同時に、飛行機周辺に「暗黒の空」が出現した。上空では星がまたたいている。乗客は大歓声を上げ、「黒い太陽」が見える側の窓に殺到した。すると、急に重心が移動したため、飛行機の床が傾斜しはじめた。客室乗務員は大声で、「危険です! 着席をお願いします」と訴えた。
約4分後、飛行機は皆既日食帯を抜け出した。改めてダイヤモンドリングが出現し、太陽は徐々に力強い黄金の光を取り戻した。CA4513便は無事、上海の浦東空港に到着した。
飛行機も人の力で傾くんですね。無事でよかったです。
やっぱり46年ぶりの事だし、次は26年後ですから、その瞬間は見逃せないと思うのは、飛行機に乗っている人も県庁の職員も同じのようです。