日本の原油輸入価格を大きく左右するドバイ原油が、9日急落して1バレル=100ドルを割れ込んだとの記事が昨日の日本経済新聞に掲載されていた。
100ドルを割り込んだのは4月9日以来5ヶ月ぶりとの事。この日で6日続落だそうです。
9日は最終的には99.5ドル~99.6ドルで取引を終えている(前日より2.1ドル安)と書いてありました。「ガソリンなどの石油製品価格が先行き一段と下がる要因になりそうだ」とも。
同じ記事の中に
ニューヨークのマーカンタイル取引所でも原油先物相場は大幅反落して、約5ヶ月ぶりに103ドル台後半に下落。
とも書いてありました。非常に良い傾向だと思います。
ただ良い傾向ではあるのですが、やはり取引の状況によっては再度値が上がることも考えられます。今日の日本経済新聞には、昨日の99.5ドルから更に下落して97.5ドル~97.6ドルと前日より2ドル安となってました。これで7日続落と言うことになります。こういう状況が続いてもともとの60ドル近くまで下がってくれると良いのですが...もちろん60ドルあたりで落ち着いてくれなければならないのですが。
どういう理由で下落したか、わかりませんからなんともいえませんが、ただただ下落傾向が続くことに期待するばかりです。
しばらくは日本経済新聞はドバイ原油の価格から見ることになりそうです。