いじめを苦に自らの命を絶つ事件が頻発しているこの頃。
悲しくて悔しくてつらい、どうしようもない気持ちになります。
そういう中で、このごろお尋ねした方から聞いたホッとする話です。
鳥栖市内の小学生の実話です。
ある小学生の隣のお家に足の悪いおばあちゃんが隣に一人で住んでいました。
その小学生はゴミを出す日の朝に、そのおばあちゃんの家に行ってゴミをまとめてゴミを出す場所までもって行っているそうです。おばあちゃんから頼まれたわけでもなく、自ら進んで足の不自由なおばあちゃんのお手伝いをしていたのです。私はこの話を聞いて、ホッとすると同時に、まだまだ大丈夫だ!と思いました。おそらくほとんどの子どもたちがこういう気持ちを持った子どたちばかりだと思います。いじめなどをする子はほんの一握りでしょう。
ただ、残念なことは、その小学生の親がこのゴミ出しの事実を知らなかったということ。ちゃんと子どもを見ていないとダメですね。私自身も含めて...
でも親に相談することなく自ら決めて行動したこの小学生を心から褒めてあげたいと思いました。ちょっとしたことかもしれませんが、こういう思いやりの行動はなかなかできるものではありません。
どうしようもない気持ちが晴れたようです。