一般質問から...
幼保一元化の新施設について、法案提出直前(現在は国会提出済み)でありましたが、準備をしておかなければならないと思いまして、質問いたしました。
質問内容(要約)は以下の通りです。
認定こども園(仮称)について、今年度は全国35箇所でモデル事業が展開されており、来年度は10月からの実施を目指して法案が提出されると聞いている。その制度概要はどのようなものなのか?また、県はどのように取り組むのか?お伺いいたします。
以上の質問に対して、以下の答弁がありました。
子どもの年齢や保護者の就労状況等にかかわりなく、すべての子どもを対象に教育、保育を一体的に提供する機能、子育て不安に関する相談や親子の集いの場の提供など地域における子育て支援を行う機能、という二つの機能を合わせ備える施設で、都道府県知事が認定するものとなっております。また施設は幼保連係型、幼稚園型、保育園型などが考えられております。職員配置や調理場などの施設設備は知事が各々の地域の実情に合わせて定められます。全国で約1000箇所を見込んでいると聞いております。法案は4月から5月には成立する見込みだと聞いておりますので、円滑に実施していく為には十分な周知を図り、県に相談があった場合には地元市町と連携しながら、指導助言を行って行きたいと考えております。
この制度は、少子化で経営に苦しむ幼稚園が目立つ一方で、働く親が増えて、保育所への入所待ちをしている待機児童が多数いる、という幼稚園と保育園のアンバランスを解消できるチャンスだと思います。
国会での審議の推移を見ながら、実際に法案が成立したら、もう少し突っ込んで質問したいと思います。