三重県議会のホームページで昨日の公営企業民営化検討委員会のことを調べてみました。
どうやら昨年2月に立ち上げて、17年度は企業庁(公営企業担当の部?)、18年度は県病院経営について民営化の検討を行う、として昨年度は企業庁について最終報告まで、提言という形で提出されておりました。
ただ、驚いたのは県議会の委員会だから委員長は議会からだと当然のように思っていたら、なんと委員長や委員長代理は民間からでした。しかも委員7名中4名(委員長や代理を含む)が民間からで、議会からはたったの3人。これには「参りました!」です。
最終報告は今読んでおりますが、最後の提言は企業庁について「白紙の状態で見直し、県民主役の改革案をとりまとめるべき」ということのようです。具体的にどうせよということまではふみこんでいないようであります。
たしか、久留米市議会は、特別委員会でいろんな事案について具体的な提案(改革案)を行政側に示していたのではなかったかと思います。一度、久留米市議会まで勉強に行きましたが、ここまでやるか?というところまで踏み込んでやっておりましたのを思い出しました。鳥栖市議会でも取り組もうとしましたが、途中で断念し、あきらめてしまいましたが...
でもどうせやるのならば、住民の立場にたって、具体的な案を創り上げる、というような所までやるのが理想的だと思います。今後の三重県議会に期待したいと思うと同時に、佐賀県議会も負けてはおられませんので、なんか考えて取り組まないと!と思います。