今日から4日間の日程で中国視察。
13時の飛行機で上海浦東空港に向けて出発。14時50分、予定通り上海に到着。そのまま蘇州へ向かう。ところが大渋滞。3時半ごろ、浦東空港を出たのに蘇州に着いたのは5時すぎ。もともと今日は移動だけで夕方に虎丘斜塔を見学するだけだったが、それも結局出来ずじまい。斜塔の入り口付近にいっただけで、食事してホテルへ向かうことになった。
心配の食事は、今日のところはどうにか食せた。「得月楼」という数百年続く老舗のお店らしいが、紹興酒を少しだけ飲みながら食べさせていただきました。ビールを最初にたのんだのですが、まったく冷えてなくてこれは飲めませんでした。地元の方々はもともと冷やして食べたり飲んだりする習慣がなくて、ビールもグラスに注いで3時間ぐらいたったようなビールを飲まれるようです。でも本当に老舗で食べる中華料理はおつなものでした。おいしかったです。
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しかし、それにしてもこちらの交通事情は最悪です。渋滞はするし、信号無視はするし、クラクションはしょっちゅう鳴らしてますし...
昔の日本、そうですね...映画とかでよく見る1960年代の日本のようです。それに日本だったら人が優先ですが、こちらは車が優先。道路を渡るのも勇気を出して渡ってください、と現地の方から言われました。なんということか...でもそれがこの国の流儀なのだから仕方ない。
あと3日間、これに付き合うことにしよう。
初めて中国に来ました。だからと言って中国の方を初めて見るというわけではございません。けれども、こちらに来てあらためて行き交う人たちを見ていると、中国の方なのか、日本の方なのか、区別がつきません。中国の方達には我々はどのように写っているのでしょうか?区別はついているのでしょうか?それともそんなことは気にしてはいないのでしょうか?私も区別がつかないからといって別に気にしているわけではありません。そんなことはどうでも良いことです。日本人も中国人も同じ人間です。同じ人間なのだから、もう少しお互いに分かり合えれば良いと思います。小泉内閣になって日中関係の悪化が日韓関係と同様に言われております。でも両国ともにお互いの思惑があるとするのならばそれをすてて付き合うことができたならば、関係悪化なんて無いと思います。悪化するということは、やはりどこかにお互い思惑があるのではないでしょうか?関係悪化といっても靖国問題がその元凶のように言われております。
そのことを含め、お互いに分かり合おうとする姿勢をとることからまずはしてはどうだろうかと思います。簡単なことではない事は分かっていますが、だからと行って今のままでよいとも思いません。関係改善に向けた第一歩を踏み出すためにどうしたらよいかをみんなで考えてみましょう!
私自身は首相が靖国神社へ参拝することは別に問題があるとは思いません。ただ、中国や韓国の方々がなぜ目くじらを立てるのか、本当の理由が別にあるような気がします。無いならないでよいのですが、あるとするならばそこをぜひとも知りたいと思います。
もう少し勉強してからにしたほうがよいようです。またの機会に...