予想されていたことですが、プルサーマル事前了解と県病院移転先が相次いで発表された。
県病院はまだしも、プルサーマルについては22日、定例会最終日に「慎重に推進」と決議していただけに、複雑な思いだ。今さら言っても遅いが、もう少し「慎重に判断」に変更することを強くいうべきだった。賛成しといて言うのも変ですが、「慎重に推進」なんてやっぱり変な日本語ですね。結局推進なんです。
でも、ちょっとおかしいと思うのは、プルサーマルって国策なんですよ。なのになんで、こんなに知事がクローズアップされるの?ってこと。しかもそこに県議会が入る余地もほとんど無し。
国の政策なのに、知事や地元の首長の事前了解が無ければ... なんて。たしかに地元の了解は必要だとは思いますが、地方分権で権限移譲を主張する地方側の足元を見ているというか、もう少し国が前面に出てくるべきではないかと思います。地元に来てちゃんと国策にした理由などを説明してほしいと思うし、不安に思っている方々に、不安を払拭すべく国が責任を持って対応して欲しいと思います。国と地方の関係って「徳川幕府と大名の関係」ではないのです。なんか、二階から一階の騒動を見ているだけのような感じがしてなりません。
それと、二階経済産業大臣が来て「安全確保に全力を尽くす」と約束してくれたが、このことは9月以降も新しい大臣に正確に引継ぎを行っていただきたい。大臣が変わったからといって路線変更はなしですよ。
いすれにしても、事前了解してしまったんです。私自身もっと勉強して、言わなければならないときがきたならば、モノが言えるようにしておきたいと思います。もっとも、言わなくて済む状態が一番望ましいのですが...