先日、農業関係の方々とお話させていただいた中で、今年は本当に不作だと教えて頂いた。
本日、午後から市内の共同乾燥場をいくつか訪問させていただき、お話を聞かせていただきました。
やはり不作は事実で、普通は反当り8俵ほどのお米が取れるのだが、今年はそれが多くても5俵ほどで、悪いところでは3俵ほどのところもありそうです。「これじゃあ、機械の経費も出ない。」「共済に加入しているけれどもそれでも足がでるだろう。」「評価もされていない」「議員さん何とか助けてくれないか!」と悲鳴に似た声をたくさん聞かされました。
その原因は、先日の大雨と台風13号かと思えば、それだけではありません。田植え直後の長雨や7月末ごろの大雨も十分に影響を与えているのです。
さてどうしたものか。ここが思案のしどころです。しっかりと考えて見たいと思います。
色々とお話を聞かせていただく中で、「五風十雨」と言う言葉を教えていただきました。これは「五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降るくらいが、作物も育ちやすく、人間も生活しやすい、一番良い環境である」という意味らしい。農作物にとって理想の天候状況なのだろう。現代の異常気象の状況では、もはや理想でしかないといっても過言ではない。