6000万円近くのも身代金を要求したあほな者たちは、3人いました。3人で生まれたばかりの赤ちゃんを誘拐してなにがどうだというのだ?目的はなんなんだ?何度も書くが、目的がどうであれ、してはいけないことはしてはならない。人間だから間違いも犯すしミスもする。「魔がさす」ということもある。でも、しかし...あきれた!
新聞記事から、参考までに仙台新生児誘拐関連の記事です。要約して載せます。
過去に1歳未満の乳児誘拐は3件
過去に1歳未満の乳児が誘拐された事件は3件。
76年10月、東京都の病院新生児室で、生後1週間の男の子が誘拐され、22回にわたり身代金500万円を要求する脅迫電話がかかった。男の子は翌日、近くの公園で無事発見。
警視庁は翌年2月、病院近くに住む47歳(当時)の男を逮捕。「報道などで流れる犯人の声と似ている」という市民の情報提供が、逮捕のきっかけとなった。男は「200万円の借金に困り赤ちゃんを盗み出した。前を通ったことのある病院を狙った」と供述。1週間前に病院内を下見していた。
74年8月には、ある俳優の長女(生後5カ月)が、就寝中に自宅に侵入した23歳(当時)の男に誘拐された。男は電話で銀行口座を指定し、身代金500万円を要求。警視庁は翌日、現金を引き出したこの男を逮捕し、41時間ぶりに長女を保護した。
宮崎県では75年5月、生後6カ月の女の子が、妻の実家から連れ出され、その日のうちに無事保護された。宮崎県警は、妻が働いていた岡山県倉敷市の飲食店経営者の女ら5人を逮捕。「借金のカタに預かる」として、連れ出したことを認めた。
ちなみに...
警察庁によると、1946年以降に全国で発生した身代金目的誘拐事件は、今回で282件目。過去281件中、未解決事件は8件で、検挙率は97%。
未成年者が狙われたケースは166件目で、全体の約6割を占める。うち10歳以下は110件目。
一方、被害者が殺害された誘拐事件はこれまでに34件。殺害されて犯人が逮捕されなかったケースは、87年に群馬県高崎市で起きた幼稚園児(当時5歳)誘拐殺人事件の1件だけ。身代金が奪われたまま未検挙の事件はない。
未逮捕の1件が気にかかるが、それ以外はすべて解決済み。要するに誘拐しても逮捕されるのがオチ。やっても無駄なのだ。だからやってはならないことはしないほうが良いのです。まじめに正直に生きていくことが何よりも大切なのだと思います。