厚生労働生省雇用均等・児童家庭局の方から児童虐待の現状と児童福祉法などの改正についてレクチャー。
児童虐待は増える一方で、年間に9万件に達しようとしていますし、その主たる虐待者は、約9割が実の親です。最近だけ見ても、信じ難い事案がたくさん起きていますし、毎週のように幼い命が奪われ続けています。今後もおそらく増えることはあっても減らすことは難しいかもしれません。が、せめて命を奪われる子どもがいなくなるようにしなければと思います。
全ての子どもが健全に育成されるように、児童虐待について発生予防から自立支援まで一連の対策のさらなる強化を図るため、児童福祉法の理念を明確化するとともに、母子健康包括支援センターの全国展開、市町や自動相談所の体制の強化、里親委託の推進、などの措置を講ずるようにする児童福祉法などの法律改正が国会に提出中です。
残念なことに、まだ審議は始まっておらず、この法案がどうなるのか気になります。
厚生労働省関連の法案が多くて…..まだ予算関連法案の審議中です、と厚生労働省の方はおっしゃってました。1日も早い法改正が可決されることを願ってやみません。
ただ、今回の法改正で完全なものになるわけではありません。制度改正において検討中のものもいくつかあるようですし、時代の変化に対応して改革していかなければならないと思っています。
これからも児童虐待については、一生懸命取り組んでいきます!