昨日の「レジ袋有料化」でひとつ思い出したことがあります。それは「もったいない mottainai」と言う本に「ゴミの約60パーセントが包装ゴミ」と書かれていたこと。
どんなものでもたった一枚で上手に包み込んでしまう魔法の布、「風呂敷」を使いましょう。」とその本は続きます。そして「使い捨ての紙袋やポリ袋より、ずっとお洒落でエコロジカルです。」と結びます。買い物袋として「風呂敷」も手提げ同様にいかがでしょうか?
では、今日のネタ。昨日の新聞に掲載されていた刑法犯関連のニュース。
昨年一年間の全国の刑法犯認知件数は前年比9.6%減の205万1113件。4年連続で前年を下回っています。
罪種別にみると、
凶悪犯(殺人・強盗・放火)10123件(前年比10.9%減)
窃盗犯 153万4665件(前年比11.0%減)
詐欺犯(振り込め詐欺等)74644件(前年比12.8%減)などなど。
検挙件数は、64万 870件(前年比1.3%減)
検挙者数は、38万4321人(前年比0.7%減)
うち少年は、11万834人(前年比8.8%減)
検挙率は31、2%(前年比2.6%アップ)。
7年ぶりに30%台を回復。
犯罪は減って、検挙も前年より増えています。
が、まだまだ体感治安が回復したとは言い切れません。
では、県内や鳥栖署管内はどうかというと、
平成18年
県 内
認知件数 9660件 (平成17年 11040件)
検挙件数 4636件 (平成17年 4216件)
検 挙 率 48% (平成17年 38.2%)
検挙人員 1762人 (平成17年 2059人)
鳥栖署
認知件数 1458件 (平成17年 1636件)
検挙件数 647件 (平成17年 600件)
検 挙 率 44.4% (平成17年 36.7%)
検挙人員 233人 (平成17年 238人)
全国の統計と状況は同じようです。この数字で良しとはいきません。
治安の維持は地域住民に対する最大の社会福祉です。犯罪を減らし、起こった犯罪は全て検挙する。地域防犯ボランティア等による犯罪の予防、抑止も実施していければと思います。