本日、今年になって初めて県議会に行きました。あまり威張っては言えませんが今日が県庁での初仕事です。原口議長へ挨拶して少し話していたら、偶然にも佐賀県身体障害者団体連合会の方々や佐賀県造園建設業協会の方々にも挨拶する機会を得ました。どちらの団体も新年の挨拶ということで議長室へこられたようですが、新年の挨拶の次に出てくる言葉は県予算の話。もちろんカットされている現状からなんとかならないか、というものです。
県予算は、昨年度を100とすると今年度はその85%。来年度はそのまた85%になる。こういう状況があと4年は続く予定。入ってくる予定の歳入が少ないのだから仕方ない、といえば仕方ない。無い袖は振れない。だけども、じゃぁそれでよいかといえば、それはそうではない。何とかしなければならない。では、どうすればよいかというと、これはもう歳入を増やすしかない。歳入を増やすには、県税収入をアップさせる、あるいはその他の収入を増やすべく、民間の言葉を借りれば、「稼ぐしかない」のではないか。このことは確か以前にも書いたと思うが、本当にそう思う。そういう意味では、県庁も組織的に収入アップすべく一丸となって頑張らねばならないと思う。とはあたりまえすぎ?古川知事を先頭にアイデアを出し合って収入アップ!絶対にできるはずです。これを読む県庁職員は多分すぐに「できない・やれない理由」を考えているはず。でも本当は逆で、どうしたらできるか、不可能を可能にするにはどうしたらよいかを考えなければならないのです。できない理由は誰でも考えることはできます。でもできる理由は当事者にしか考えつかないのではないでしょうか?どうしたら稼ぐ事ができるか、を考えましょう!
議会も行政のやることに対してもっと「イエス・ノー」をはっきりと言わないとだめだ。良いことはどんどんやってもらうが、ダメなことはすっぱりと止めてもらう。「あれか・これか」の選択を正しく実行しているか、見極めが必要です。予算つけてもらおうとして、行政サイドにおべんちゃらを使うようでは明日の佐賀県議会はしれている。条例も、県議会は予算権・人事権を持たないので、議員提案では「精神条例」しか制定できない。でも精神条例でも佐賀県の方向性は各分野においては示すことができる。昨年3月に、1年半かけて準備した議員提案の条例を2本可決した。「佐賀県新エネルギー・省エネルギー促進条例」と「さがの食と農を盛んにする県民条例」がそれだ。このように各分野において各々の方向性は示すことはできるので、条例も議員提案でもっと制定すべきと思う。今、自民党政調会長に相談しようと思って、準備している条例がある。副会長だから、というわけではないが、佐賀県新エネルギー・省エネルギー促進条例の時のように頑張って条例文を書いてみようと思っている。日の目を見るかかどうかはわからないが、やるだけでも意義のあることだと思いますから、少しは政治家らしいことをしたいと思います。
いずれにしても、議会ももう少し生まれ変わらなければならないことは必定だと思う。