今日、2月7日は北方領土の日。
北方領土は間違いなく我が国固有の領土です。いまだかつて一度も外国の領土になったこともありません。が、戦後70年以上が経過した今でもロシアに不法占拠されたままです。また日本側の北方領土の返還を要求するのには歴史的・国際法的に正当な根拠もあるのです。けれども、1945年には北方四島に17000人の日本人が住んでいましたが、現在は17000人弱のロシア人が住んでいます。このことはそれぞれが70年以上に渡ってそれぞれの場所で生活しているということ。故にこのことも現実のものとして受けとめなければならないでしょう。
北方領土問題に関する日本政府の立場は、
①北方四島の帰属問題を解決して、平和条約を締結する
②北方四島の我が国への帰属が確認されれば実際の返還の時期、態様、条件については柔軟に対応する。
というものです。
今後の両国の交渉の推移を見守りつつ、他人事とは思わず、自分の事として考えていかなければなりません。
現在は元島民の方々は6300名程に減ってしまいました。併せて元島民の方々の年齢等を考慮すれば、まずは元島民の方々が自由に往来できる様になればよいと思うのですが…..