1月24日から25日にかけての大雪による施設園芸のビニールハウスに大きな被害がでました。県内の被害棟数は404棟。被害額は約1億3300万円。
被災ハウスの撤去と再建に必要な経費については、農家の負担軽減と施設園芸産地の復旧、さらに中山間地域等の施設園芸の体質強化を図るためにも、国や県、市町の支えが必要です。
2月定例会の補正予算でその被害対策費が計上されました。国に対しては県において補助金等についての要望活動を行っています。
鳥栖市内ではこの際ハウス園芸をやめようと決めた生産者の方もいるようですが、他の再建に向けて意欲を持っている生産者の方にとってもマイナスからの再スタートになります。
この対策費によってその生産者の方たちの心が折れることなく、きちんと再建出来るよう、行政の支えを得ることが出来るようになります。
以下にその概要をお知らせいたします。
1 目 的
1月の大雪により、園芸施設(ハウス)等の倒壊被害を受けた農家に対し、被災ハウスの
撤去と再建に要する経費を補助することにより、農家の負担軽減と施設園芸産地の復旧、
さらには、中山間地域等の施設園芸の体質強化を図る。
2 事業内容
(1)事業期間
平成27年度~平成28年度
(2)事業概要
(1)被災ハウス撤去
被災した農業者が組織する団体や農業者へハウスの撤去への補助
対象面積:8.0ha
事業費 4000万円
県 1/2 2000万円
市町 1/2 2000万円
(2)ハウス再建事業
被災した農業者が組織する団体や農業者へハウスの再建への補助
対象面積:8.0ha
事業費 3億9640万円
県 1/2 1億7820万円
市町 1/10以上 1億7820万円(市町と生産者の合計)
(3)補助金交付先 県 → 市町 → 事業主体