佐賀県は平成22年度までに住宅用太陽光発電の設置件数を10000件にすることを目標としています。
平成19年度も前年度に引き続いて「太陽光発電トップランナー推進事業」に4311万8千円の予算を計上しています。
これはグリーン電力証書制度を活用した全国初の太陽光発電普及施策を推進し、住宅用太陽光発電の更なる普及を図り、県内の太陽光発電の新規設置世帯に太陽光による発電を委託し、その環境価値をグリーン電力証書化して購入するものです。
1世帯当たたりの委託料(見込)は、平均73,600円/年で、600世帯を見込んでいます。
*グリーン電力証書制度とは
風力、バイオマス、太陽光等、自然エネルギーによって発電された電力のもう一つの価値、すなわち、CO2削減効果や省エネ効果等の「環境価値」をグリーン電力証書と言う形で具現化して取引する制度。
企業や自治体等の証書購入者は自然エネルギーを使用しているとみなされ、自らの環境対策としアピールすることができ、また、自然エネルギー事業者は、証書による収入を発電設備等のコスト回収に充てることができる。
自然エネルギーの普及に貢献するプログラムとして注目されている。