先日、上京した際に時間があったので丸の内の丸ビルで開催されている「奇跡のマンモス、リューバ展」を見学してきました。
3万7000年前のマンモスの赤ん坊が永久凍土の中から出現したという奇跡以外の何物でもない、この事実にただただ驚くばかり。
「リューバ」は、本当にさっきまで生きていたのではないかと思わせるほど、その状態が完全に保たれていました。
なぜ今、このリューバが出現したのか...
その意味を会場では以下のような内容で解説されていた。
今この地球で起きている、今まで人類が経験したことのないほどの大規模な氷山、氷河、永久凍土の融解など、地球温暖化に伴う大異変さえなければ、マンモスの赤ん坊リューバと人類が出会うことになるのはもっと先の未来だっただろう。
リューバは地球温暖化という人類の勝手な行為で、地球という惑星全体を壊してしまう大きな過ちをくい止めるために現代にやってきたのです。
なるほど、地球温暖化と言う現象がなかったら、ひょっとしたらこのリューバとは永久に出会えなかったかもしれない。なにせ永久凍土の中に眠っていたのだから。「永久凍土が融ける」と言う事実に目を向けて、意識を方向転換していかなければならないのですね。