昨日と今日はとにもかくにも暑かった。(体も熱かった?)とうとう夏本番といった感じですね。
最近、特にここ何年かの夏の暑さは異常に感じます。年々気温が上がって行っているようで、だんだん暑くなっているようです。そのうち日干しになってしまうのでは?などと思ってしまいます。いくらクールビズでもこの暑さはどうにもなりません。ノーネクタイは当たり前になってしまいました。それどころかシャツさえもどうにか工夫して涼しくならないものかと思ってしまいます。誰か何か良いアイデアはないものでしょうか?
涼しさを求めてさまよう今日この頃です。
さて、将棋の話。
昨日から第47期将棋王位戦が始まりました。
われらが羽生王位が佐藤棋聖を迎え撃つシリーズ。昨日から指し継がれた将棋は羽生王位が勝利。防衛に向かって幸先良いスタートを切りました。
今日は夜の10時から「プロフェッショナル」と言う番組で羽生先生が登場していました。ライバルの森内名人や藤井九段に勝ったり負けたりするシーンが流れていましたが、勝ち負けに拘わらず、対局する姿は美しいものです。いつ見てもそう思います。凛とした姿を見習いたいといつも思います。以前に一度名人戦の対局中の部屋に入ったことがありますが、盤面に集中する姿にとても感動したのを覚えています。今日もテレビを見ていてそう思いました。
番組の中で流れていた、藤井九段の藤井システムに勝った将棋は私も最近、駒を並べたのでよく覚えております。(ちなみに今日の王位戦はその藤井システムで佐藤棋聖を撃破いたしました。)新手が出た将棋でした。藤井九段の存在を否定するような手だと、他の棋士の方が言っておられましたが、長い将棋人生の中で同じ棋士と永年にわたって対局していく場合、そういう手もありうると。なるほど、こういうやり取りがプロの世界なのだと考えさせられました。シビアな世界です。対局する姿からは想像もつかない奥深いものがあるのです。羽生先生は「羽生にらみ」や「かきむしり」、手を震わせながらもグイッと駒を押し込む指し方などアマチュアにも割りとわかりやすいのですが...
今日の将棋も近いうちに駒を並べてみたいと思います。
ちなみに、王位戦の第4局は8月22日から23日かけて、唐津ロイヤルホテルで指されます。また、今年の「将棋の日」のイベントは11月に佐賀城本丸歴史館で開催されます。
どうでもよいことですが、「千載不磨」の扇子が羽生先生のかばんの中から出てきました。同じものを私も使っております。