日本経済新聞の5面、「領空侵犯」に空港に関する記事。
落語家の桂文珍氏がインタビューに答える形式で空港について語っていた。
「そもそも日本の航空行政はジャンボ機のことしか考えていない。その割に国際競争に後れを取っています。国内便は東京ばかり向いている。地方空港同士を結ぶコミューター便を拡充すべきです」
「へき地を結ぶから客が来ない、というのは努力不足の言い訳。どんな場所にも宝物や美点が隠れている。国産の小型、中型のジェット機を増やさないと。」
正直言って、私もジャンボ機や東京ばかりに目が向いていました。でもそれはそれでとても重要視しなければならない点ではあると思います。しかし、
へき地を結ぶから客が来ない、というのは努力不足の言い訳。どんな場所にも宝物や美点が隠れている。
というのは言い当てていると思います。ほんとに考えていないか、考えていてもやっていないだけ、それだけの話。利用される空港にするには、簡単ではないけれども、知恵を絞って実行すること。記事にもそういう気概がほしい、と書いてあった。
サガン鳥栖や勝尾城筑紫氏遺跡、がばいばあちゃん、は間違いなく佐賀の宝。吉野ヶ里遺跡や名護屋城跡、バルーンフェスタなどもそうです。空港と結びつけて活かす方策を考えていけば、すべてが活きてくると思います。小さな県ではありますが、佐賀の光輝く宝はあちらこちらにあります。後ろ向きになるのではなく、前向きにやれば必ずできます。だからベクトルを合わせて突き進めば必ず、光明は見えてくるはずです。