今日の日経新聞に古巣の日本IBMの記事が載ってました。
東日本大震災のおり、地震発生から4分後には日本IBMでその対策が始動し、1時間後には被災地を含む全拠点の状況をほぼ把握でき、翌日には救援物資の補給体制を確保して被災した顧客への対応を始めたとのこと。
明文化された手順を基に訓練を繰り返しているため、いざという時に一人一人がやるべきことを熟知しているので、いわば自動的に状況確認が始まるような仕組みになっているそうだ。改めて自分が選んだ会社が素晴らしい会社であったことを誇りに思いますし、辞めなければ今回の素早い対応の一員になっていたかもしれないと思うと、気持ちが自然と高ぶってきますから不思議です。
「いざ!まさか!の時に普段が出る」
先日ある方から教えていただきました。
まさに今回のIBMの対応はそのものです。
自衛隊や警察、消防も同様にきちんと対応しておられます。
やはり、日ごろの訓練が、こういう時に物を言うのだと思うと、きちんと準備しておくことが重要であることが良く分かります。日本と言うひとつのチームでそういうことができれば一番よいのでしょうが、それぞれの自治体でも防災対策を住民の一人ひとりに熟知していただいておくことが最高の理想であり、現実のものにできるように努力していかなければと思います。
防災対策について、理想を追い求めて、しっかりとやっていければと思います。