今日は、現在県議会に上程中の平成28年度当初予算の中から「胃がん対策」についてお知らせいたします。
未来へ向けた胃がん対策推進事業費
子どもたちの将来へのプレゼントとして、子どもたちの将来的な胃がん発症リスクを軽減するため、県内の中学3年生を対象にピロリ菌検査・除菌治療が行われます。
なお、将来的なも目標として佐賀県出身者の胃がん発症率をゼロに近づけるための取組みも行われていきます。
ピロリ菌を除去することで胃がんの発生率を低くすることが可能になると言われています。子どもたちのみならず、県民のほとんどがピロリ菌の除去を行えば発症率は限りなくゼロに近づけることができると思います。
事業内容
(1)事業期間 平成28年度 ~
(2)事業概要
*胃がん対策 2569万8千円
・検査費用 1751万1千円
学校健診の仕組みを活用し、県内の全中学校の3年生を対象にピロリ菌検査を実施
・治療費助成 1331万1千円
要治療となった生徒の除菌治療費、除菌確認検査費の自己負担分を助成
・その他 685万6千円
佐賀大学医学部において、相談対応、検査機関との調整、 検査データの集約等を実施