「男たちの大和」を見ました。
正直言って、2回ほど涙が出てきました。
愛するものを守るために、戦いに行く姿。現代では決して受け入れられない行為だが、当時としては、国を、家族を守るために戦いに行かなければならなかった。水上特攻の命を受けた大和が沖縄へ出撃して、その途中米軍に攻撃されるシーンでは、「これは本当に犬死だったのではないか?」と水上特攻そのものを疑問に思った。が、しかし「当の大和乗員は決してそんなことは思っていなかった、国や愛する者の為に命をかけて守ったのだ」、と終わってから思いました。
「命を懸ける」ということを少し学んだ気がする。自分の使命とは?なんて考えてきて、自分の地域は自分で創ることを使命と今は思っている。使命とは「命を使う」と書くが、イコール「命を懸ける」ことだと思う。ならば大和乗員のように死ぬのも覚悟で自分の使命に取り組んでいるのか?自分にじっくり問いかけてみたい。選挙のときに人生をかけるとは言ったが、「命を懸けて」とは言えなかった。言わなくて良かった。そんな覚悟も無いままにそんなことを行っては有権者に失礼だ。しかし、覚悟を決めて戦うときは来る。覚悟はあるか?というよりは「覚悟しろ!」と自分にしっかりといい聞かせたい。佐賀は葉隠れの里。山本常朝いわく、「武士道とは死ぬことと見つけたり」。いつ死んでも悔いの無いように常に精いっぱいに生きろという意味。これにもつながってくる。
2006年は「命を懸ける」、その覚悟を決める年にする。と思うが、果たしてどうかな?