本日は、前述したように、次の受け入れ先である山形県新庄市の都合や新幹線の時間によって午前中1時間ほど時間があいたので、仙台市内が一望できる青葉城址に行った。
そのあと、仙台市から山形市へ向かい、山形市からは山形新幹線(ミニ新幹線)の試乗をかねて、新庄市へ向かった。新庄市へ行く目的は新幹線開業後の波及効果を調査するため。
平成11年12月に山形から新庄まで新幹線が延伸された。いらい6年近くになろうとしている。
新庄駅の乗降客数は延伸前は82万人だったがその後は約25%増加して105万人前後で推移している。また観光客も最上地方を訪れた人は平成15年には258万人強と平成11に比べ34万人も増えている。しかし、主要観光資源である温泉地は思ったように伸びてはいない。延伸前には年間50万人いた人がいまでは42万人を割り込んでいる。
また、新庄駅に隣接する交流拠点内にある物産館は年間2億円の売り上げがある。だからといってそれが市内の商店街に影響を及ぼしているとはいえないという。販売係数(商業人口を行政人口で割った数値は1.38で県内トップ。これは市外から市内へ買い物に来させる力を持っている証拠だ。企業誘致も延伸後で16社を数え合計44社に登る。新幹線利用者もえんしんごには1日平均で1000人以上増えている。新幹線延伸の効果はこれから成果を出してくるのではないか?
鹿児島ルートが全線開通することに備えて、新鳥栖駅周辺を中心にしっかりとした、まちづくりをしておかなければならないことは言うまでもない。
明日は午前から佐賀へ向かう為の移動です。