今日の平成25年度当初予算案の紹介は聴覚障害者サポートセンター(仮称)整備事業費です。
46,94万7千円が計上されています。
聴覚障害者サポートセンター(仮称)整備事業費 46,947千円
1 目 的
聴覚に障害のある方は、日常生活でのコミュニケーションにハンディキャップを抱えていることから、その社会参加を進めるため、手話通訳等の養成・派遣や相談支援等を行う「聴覚障害者サポートセンター(仮称)」を整備する。
なお、本事業の推進により、平成30年度末までに聴覚障害者100人当たりの手話通訳・要約筆記者の登録者数が九州各県の平均を上回ること、聴覚障害者100人当たりの相談件数が九州各県の施設の中でトップとなることを目標とする。
2 事業内容
(1)事業期間平成25年度(平成26年度当初開設予定)
(2)整備場所等新商工ビル(仮称) 4階 <佐賀市白山>
センター面積 約450㎡
(3)事業概要
① センターの機能
・手話通訳、要約筆記者の養成・派遣
・ピアカウンセリング(同じ障害のある方による相談対応)
・聴力・補聴器に関する相談
・ICTを活用したコミュニケーション支援
・手話・字幕入り映像の製作編集
・多様な交流の場
② 整備事業の内容(設備・備品に係る経費)
・聴力検査機器、映像製作編集器
・緊急用信号装置、文字表示設備、赤外線補聴システム
・収納庫、机、パソコン 等
以前から聴覚障がい者協会の方々からの要望もあって県にその設置をお願いしていた案件です。
ようやく実現に向けて現実的に動き出します。