ドイツからの帰り、飛行機の中で読んだのがこの「落語的笑いのすすめ」
落語家桂文珍さんが書かれた本です。読んでいて本当に文珍さんが目の前で話しをしてくれているようでした。
言葉を扱う職業という観点では政治家も落語家も同じ。そういう意味ではとても勉強になりました。ただこの本を読んだからといって「笑い」がとれるかというとそんなことはありえません。
でも大学での講義をそのまま本にしていますから、例えばいろんな話の原点や伝統芸能の違いや歴史なども含めて知識は深められましたし、人前で話すことについて少しは身になったものと思います。あとは実戦で鍛えるしかないですね。
でも、内容的にもとてもおもしろいですからお薦めです。