今日は地元、藤木町の宝満神社獅子奉納舞。今年は長崎県の小長井町から74年ぶりに鉦が返還されました。
大戦中の金属供出によってお国に差し出された藤木町の鉦が、鉄砲の弾などの武器になる事なく戦中を生き延び、戦後からはじっと小長井町に保管されていました。
その存在が小長井町にあることがわかってからは、毎年小長井町からお借りしていましたが、今年5月に念願叶って返還していただきました。練習を一度見に行かせていただきましたが、その鉦が藤木町の鉦として堂々と大きな音を響かせていました。新しい鉦と比べると音の違いはやや感じられますが、その分威厳を持った音となっているようにも思えました。
残念ながら今日の奉納舞は雨の為、公民館前で一度舞っただけで、神社で舞うことなく終わりました。
でも来月には小長井町にて獅子奉納舞をお見せする為に、藤木町獅子舞保存会の方々と一緒に凱旋帰国いたします。その時にまた素晴らしい音を響かせてほしいと思います。それまではしばし休息です…
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