「ルポ 諫早の叫び よみがえる干潟ともやいの心」で諫早湾干拓の事を勉強。
諫早湾干拓の事業については、いろんな考え方があって一概には言えない。だけれどもこの本で、事実を学ぶことはできると思う。もともと地元でこの事業に関係してきた人間ではないから、いい加減なことはいいたくないし、まだ途中までしか読んでいないので感想も書けないが、関係者のコメントなどが詳細に記述されているから、よくわかる。文章もわかりやすい。
ただ2005年までのことしか書かれていないので、その後のことは自分の断片的な記憶やこれまでの新聞記事などから知るしかない。
県議会として中長期開門調査の実施を求める意見書を何度となく議決してきた。が、未だに実現していない。間もなく諫早湾干拓の事業は竣工をむかえる。この先もこれまで同様に中長期開門調査の実施を求めていくことになると思う。もう少し勉強しながら、そして地元有明海沿岸に住まれる先輩議員にいろいろ教えて頂きながら、これからこの問題に対しては対応していきたい。
先ずはこの本を読み終えることが先決だろう。