昨日(20日)、文教厚生常任委員長として県議会議長や有明玄海環境特別委員長、各会派の代表、佐賀市長や有明漁連の草場代表とともに、諫早湾干拓潮受け堤防排水門の開門調査の早期実現に向けた国等への要望活動をおこなってきました。
11時に衆議院第15控室にて民主党の一川陳情要請対応本部長代理・中谷国会対策副委員長に対して、そして15時45分からは農林水産省のて佐々木副大臣に対して、それぞれ要望をいたしました。
最高裁が下した判決では来年の12月までに開門調査を開始するようになっています。が12月は海苔にとっては大切な時期。遅くとも夏までには開門しなければならないことを考えると、時間はそう残ってはいません。
それぞれの会談の中で、特に佐々木副大臣には、「膠着した事態を何とか一歩でも動かすのが私と郡司大臣の使命と思っている。」と力強い言葉をいただきました。併せて早い時期に佐賀へも伺えるように現在調整中であることも披瀝していただきました。事態が全く固まったと言ってよいほどのどうしようもない状態ですが、我々としては有明海の現状の原因はなんなのか、そしてだれも犠牲にならなくてよい有明海になるための調査だと思っています。事態打開へ我々も努力をしなければなりませんが、農水大臣、副大臣の一歩踏み出すその行動に期待をしたいと思います。
加えて、先日の大雨による沿岸の流木被害への対応もお願してきました。
昨日の夜には東京佐賀県人会が開催されましたのでそちらにも参加し、特に鳥栖出身の方々と久しく懇談をしてきました。先日の大雨による鳥栖の被害はどうだったのか、とすかさず尋ねられましたのできちんと説明をさせていただきました。被害が大きくないことに皆さん安堵されておられました。
今朝7時半の飛行機で鳥栖への帰路につき、午後からの鳥栖山笠に向かいました。