今日のテーマは「現代に活かす戦国武将の健康力」
講師は医学博士の植田美津江氏
途中からの参加だったが、健康に関して学んだことを3つほど紹介いたします。
1つめは「たばこ」
たばこから出る煙は主流煙と副流煙とがあります。
吸い口から出るのが主流煙。たばこの火から出るのが副流煙というそうですが、主流煙より副流煙の方が有害物質が多く含まれています。その数はざっと4000種類。そのうち30種類の有害物質に発がん性があります。まさにたばこは「百害あって一利なし」。
ただし、お酒をいくら飲んでも酔わない人がいるように、有害物質に対して大丈夫な人もいる...そうですから、少し安心しました。
でそ副流煙は70メートル先まで流れていくのだそうです。だから、喫煙と禁煙とを分けていてもあまり意味がないとか。電車の中やファミリーレストラン喫煙と禁煙を分けていますが、全くの禁煙にしないと無意味だそうです。でも70メートル先まで煙が届くのか?有害物質が飛散していくのなら考えられると思うのだが...
私はたばこは吸いません。(以前は吸っていましたが...)
多分二度とたばこを吸うことはないと思います。でも、それよりも横で吸われることも多いので、
そういうときに発がん性の有害物質を吸っているのかと思うとゾッとします。そして以前吸っていたとき、他人に有害物質を吸わせていたのかと思うと申し訳ない気持ちになります。嗜好品として定着しているたばこですが、無害なたばこはできないものでしょうか?
2つめは「配偶者(あるいは恋人)の死」
心にストレスがたまって、なかなか立ち直れず克服するのが難しいそうです。
そして...
妻を亡くした夫の平均余命は3年縮まるのに対して、夫を亡くした妻の平均余命は無限大に伸びる...そうです。
男性が弱いのか女性が強いのか、わかりませんがそんなことを言われると後にも先にも死にたくない。いっしょに...などと考えてしまいます。断固として断られるでしょうが。
3つめは「北条早雲奇殿21か条」から現代に通じる健康法を4つ。
1)早寝早起き
夜10時に寝て朝5時か6時に起きるのが理想。睡眠を十分にとること。無理な人は15分から20分の昼寝を。
2)心身の清潔
3)嘘は禁止
人を陥れたりだましたりするような嘘をつくとストレスが非常にかかる。
4)乗馬に親しめ
下半身を鍛える運動をしよう!
以上鳥栖政経セミナーからでした。
詳しくは明日の佐賀新聞、もしくは植田先生の著書「健康力 戦国武将たちに学ぶ」をどうぞご覧ください。