鳥栖政経セミナーにて学ばせていただきました。
講師の先生は医療法人天神会の古賀理事長。ガンの早期発見とPETによる診断の大切さを教えていただきました。ただ、PETの診断だけでガンが発見できるのは25%だそうで、その他の色々な検査との組合せでその確立はより高くなるそうです。
ガン発生の箇所によっては、発生数と死亡数に開きがあるものが多いそうです。例えば胃がんや大腸がんあるいは乳がんなどがその例で、発生数は増加の傾向にあるが死亡数は減少、あるいは横ばいと言うことで、ガンそのものが命を落とすことが以前よりは少なくなっているとのこと。ただ肺ガンだけは別のようで、発生数も死亡数も共に増加傾向にあり、その差に開きはないようです。「だからガンが肺に転移する前に発見して治療しなければならない」、と古賀先生は力説されておられました。
PET診断による検査で非常に細かいところまでがん細胞が見えるのだなぁと技術の進歩に驚きました。更なる技術革新によってガン撲滅が実現できるよう、期待したいと思います。