9月定例会 補正予算から...
「がんばる企業支援資金5000」
物的担保や第三者保証人を必要としない迅速な貸付けを可能にする「がんばる企業支援資金」。中小企業の資金需要の高まりに応じて、新たなビジネスチャンスへの取組みなどに対する資金供給の円滑化を図るため、「がんばる企業支援資金5000」が創設されました。
これまでは「がんばる企業支援資金3000」として貸付限度額3000万円で対応していましたが、それを今月末までとし、平成19年10月から貸付限度額が5000万円に引き上げられることになります。概要は以下に。
融 資 枠:140億円(平成19年10月~平成20年3月)
貸付限度額:月商の2倍以内で5000万円を上限
貸 付 期 間:5年(据置期間:6ヶ月)以内
貸 付 利 率:上限4%(金融機関所定利率)
信用保証料率:1.9%以内
上記の件につき、自民党の議案審査の折に資料を要求し、これまで2年間の実績が示されました。
平成17年 平成18年
件 数 金 額 件 数 金 額
がんばる企業支援資金 1963件 199億1882万円 603件 83億7146万円
がんばる企業3000 1384件 180億 446万円 479件 79億3040万円
(法人向:3000万円)
がんばる企業 500 579件 18億7422万円 124件 4億4106万円
(個人向:500万円)
本年度も8月末現在で
件 数 金 額
がんばる企業支援資金 329件 43億6675万円
がんばる企業3000 257件 40億9755万円
がんばる企業 500 72件 2億9920万円
この「がんばる企業支援資金5000」でビジネスチャンスがもっともっと拡大して経済の活性化へ結びつけばと、大いに期待したいと思います。