私の11月定例会一般質問から
AEDの保守管理について
平成16年からAEDの使用が一般にも可能になりました。佐賀県でもAEDが多く設置されるようになりました。実績も着実に上がってきている。
一方で使用しようとするときに、電池切れで作動しない事例も出てきており、適切な保守管理の必要性も指摘されている。厚生労働省からは原則毎日点検を都道府県に通達したとも聞きます。適切な保守管理についてどうされているのか?
県(本部長)の答弁
AEDは現在、県内で726施設に設置されています。(県のHPで公表)
AEDは薬事法の規定で高度管理医療機器及び特定保守管理医療機器に指定されていることから、設置者は機器を適切に管理し、いつでも使用ができるようにしておくことが必要です。このため今年4月にAEDの適切な管理について厚生労働省から通知がなされたところであり、各製造販売業者から購入者に対して、機器の電極パッドやバッテリー交換などの、メンテナンスが十分になされるよう、交換時期を記入する表示ラベルやシールが個別に配布され、保守管理の徹底が図られました。
県としても、県内のAED販売業者に対して保守管理についての注意喚起の周知を行い、県のホームページにも掲載いたしました。保守管理についてはある時期においてにもい実施すれば足りるものではなく、常に継続されることが重要であると考えております。今後引き続き適切に保守管理がなされるよう、県民だよりや県のホームページを活用して周知に努めていくとともに、救命講習会においてもAEDの使用法に合わせて、機器の保守管理の重要性を啓発していきたい。
答弁を聞いていて、どこか人ごとのように聞こえた。「県民の命を救うために」といった気概はあまり感じない。再質問する気にもならなかった。正直な感想です。
とにかく、使用するときに何もトラブルがなく無事に患者さんの命が助かること、そして社会復帰ができることを祈っています。
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