今日から始まった2月定例会。
18年度の当初予算が示されました。
厳しい財政状況に変わりはないどころか、年々厳しくなっていくばかりです。我々議員の報酬もダウンします。しかし、佐賀県としてやらなければならないことは山のようにあります。それを「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」で選択しながらやりくりしているのが現状です。補助金も多くが廃止され181億円分が削除されております。
これからの自治体は「稼ぐ自治体」として、変わって行かなければなりません。では来年度の佐賀県は、一体どれだけの収入が見込まれているのでしょうか?以下に予算案を示してみます。
県税 768億6800万円
地方消費税清算金 162億4200万円
地方譲与税 154億4200万円
地方交付税 約1369億 200万円
国庫支出金 約578億6000万円
繰入金 約126億2000万円
諸収入 約218億6100万円
県債(いわゆる借金) 682億1500万円
その他 約152億2900万円
計 4212億3900万円
以上が18年度に見込まれる佐賀県の一般会計の収入です。
この収入で、例えば鳥栖警察署の建て替えの費用や新幹線新鳥栖駅との在来線乗換駅の調査の費用、少子化対策、食育、道路、河川の改修や新設、福祉や教育の費用等々、いろんな事業の費用に充てられるのですが、当然、すべてを賄えるだけの金額ではないし、この金額も年々減っていくことが予想されています。だから稼ぐ自治体に変わらなければならないのです。一円でも多く収入を得られるように、知恵を絞ら無ければなりません。簡単なことではありませんが、やらなければならないと思います。アイデアをください!
次は何にお金を使っているかをお示しいたします。