3期目の出馬にあたって
幕末から明治にかけて、佐賀の先人たちを含む、高い志をもった多くの人々によって創られ大きく発展した新しい日本。それが昭和に入ると、多くの歪みが表面化して先の大戦での敗戦という結果になりました。そして戦後、政治と経済が結び付いた自民党を中心とした体制が日本を支え不死鳥のごとく蘇えりました。が、しかし国への権限の集中、地方への過度な中央支配が、いつしか大きなを歪みをもたらし、国の一律的な地方への関与はあらゆる点で地方の実情に合わなくなっています。
光輝く心豊かな地域を築く新たな世紀を迎えた現在(いま)、地方分権の改革が叫ばれ「九州はひとつ!」になろうとしています。交通の要衝として九州の中心にある鳥栖市の成長に世界が注目しています。そして将来を担う子どもたちが我々の行動に期待しています。
大きな飛躍の可能性を多くもつこの地域が「自己決定・自己責任」によるまちづくりをいつでも遂行できるよう、アイデアと行動力で地域のパワーを高めていかなければなりません。
私は今日まで市議3期・県議2期の17年間、ただひたすらに「だいすきな鳥栖のために」と前を向いて走ってきました。次の時代に向っても「愛するふるさとのために」との想いを原動力に、自らを律し、一身を投げだして、鳥栖が「2030年九州の顔、2050年アジアの核」となるよう心血を注いでまいります。
また、佐賀県にあっては厳しい財政状況と困難な行政環境の下ではありますが、同じ志の仲間とともに議会の行政への監視機能を強化し、存在感のある議会を目指し、行財政改革を進めていきます。
頑張る人が報われる、頑張ることが困難な人に救いの手を差し伸べる、自助・共助・公助の社会へと地域を進化させ、地域への活力を生む政策を進めていきたいと思います。
勇気と情熱をもってたゆみなく政治活動を続けていきたいと考えております。ご理解ご協力いただきますよう心からお願い申しあげます。
佐 賀 県 議 会 議 員
さ し や ま 清 範