ドイツからの帰り、飛行機の中で読んだのがこの「落語的笑いのすすめ」 落語家桂文珍さんが書かれた本です。読んでいて本当に文珍さんが目の前で話しをしてくれているようでした。 言葉を扱う職業という観点では政治家も落語家も同じ。そういう意味ではとても勉強になりました。ただこの本を読んだからといって「笑い」がとれるかというとそんなことはありえません。 でも大学での講義をそのまま本にしていますから、例えばいろんな話の原点や伝統芸能の違いや歴史なども含めて知識は深められましたし、人前で話すことについて少しは身になったものと思います。あとは実戦で鍛えるしかないですね。 でも、内容的にもとてもおもしろいですからお薦めです。 … [Read more...] about 落語的笑いのすすめ
最近読んだ本
「男の本懐」衝動買い
昨日の将棋王位戦の1日目の状況が知りたくて西日本新聞を買いにコンビニに寄りました。 お店に入って直ぐに新聞は見つかりました。それを取り上げてふと本の陳列棚を見ると、「男の本懐」と言う本が目に入ってきました。 ん?と気になってちょっと目次など覗いてみるとなかなか面白そうだったので、思わず買ってしまいました。 今は藤原正彦さんの「この国のけじめ」を読み直していますので、それが終ったら早速読んでみます。 著者は「川北 … [Read more...] about 「男の本懐」衝動買い
一人の父親は百人の教師に勝る
今日から読む本です。 「一人の父親は百人の教師に勝る!」 読むのは2回目です。内容を忘れてしまっているので再度読むことにしました。 子は親の背中を見て育つ。子が立派な人間になるために先ずは自分が立派な人間になりましょう。そんなことを教えてくれる内容だったと思います。 松岡農相が自殺。全国に衝撃が走りました。 私も昨年末に大臣室でお会いしていただけにショックでした。 その時いっしょに写っていただいた写真が、写りがあまり良くないので机の引き出しにしまってあります。その写真を見ながら、「災害に悩まされ続けていくであろう九州の農業をこれからもよろしくお願いいたします。次の農相にも引き継いでください」と言ったようなことをお願いしたことを昨日の事のように思い出しました。 それにしても、九州の農業を温暖化による気候の変化に対応できるようにしなければならないと思って … [Read more...] about 一人の父親は百人の教師に勝る
散るぞ悲しき
今読んでいるのは「散るぞ悲しき」 硫黄島の総指揮官栗林忠道の事を書いた本です。 読む時間が寝る前しかなくて、しかも読み出してもすぐに眠ってしまうのでなかなか先に進みません。 眠いのを我慢して頑張って読もうと思うのですが... 読み終えるのはいつになるのやら... … [Read more...] about 散るぞ悲しき
「不都合な真実」から
「不都合な真実」から。 あなたにも、すぐできる10の事 1.省エネルギー型の電化製品や電球に交換しましょう。 2.停車中は、エンジンを切り、エコ・ドライブしましょう。 3.リサイクル製品を積極的に、利用しましょう。 4.タイヤの空気圧をチェックしましょう。 車の燃費基準を上げれば、無駄なエネルギー消費を防げます。 5.こまめに蛇口をしめましょう。 水道の送水に使用されるエネルギーを削減することができます。 6.過剰包装、レジ袋を断りましょう。買い物は、リサイクル・エコ・バッグを使いましょう。 7.エアコンの設定温度を変えて、冷暖房のエネルギー削減をしましょう。 8.たくさんの木を植えましょう。 一本の木は、その生育中に1t以上の二酸化炭素を吸収することが出来ます。 9.環境危機について、もっと学びましょう。そして、学んだ知識を行動に移しまし … [Read more...] about 「不都合な真実」から
しょげていたので...
実は... 昨日は、結構落ち込んでいたのです。 悲しいこと、悔しいこと、とても理解などできないこと、が交錯してしょげていたのでした。 先輩からは励まされ、なんとかしなければと自分に言い聞かせてみたのですが、夜まで吹っ切ることはできませんでした。牟田市長の事務所開きのときはそこに集中していたのでそのときだけは忘れる事ができましたが、終ればまた思い出して、結局、お酒を少々飲んで寝ました。 今日になって、「禅」の本を開きました。 「八風吹不動」(八風吹けども動ぜず) どんな困難や誘惑などがやってきても、あたかも嵐の中に天の月が悠然として輝いているように、心が動揺しなければ、何も恐れるものではない。 「八風」とはひとの心をまどわし、あおりたてる八つのもの。 利(意にかなうこと) 衰(意に反すること) 毀(陰でそしること) 誉(陰でほめること) 称(目 … [Read more...] about しょげていたので...
実は教員も...part2
団塊の世代の大量退職に始まって、教員も定年退職を迎える者が急増し不足する、ことについて、もう少し本の内容を紹介します。 「10年後の日本」から 全国の公立小中学校で、教員の年齢構成がいびつになっている。40代以上が7割を占め、20代は7%にすぎない。1970年代前半に訪れた「第2次ベビーブーム」対策として、1980年前後に教員が大量に採用されたからだ。必然的に今後10年余りで、定年退職を迎えるものが急増する。文部科学省の調査によると、2004年度に屋言う7700人だった定年退職者は、2007年度に約14000人、18年度には約25000人に上るという。少子化で教員余りになるはずが、それを上回る勢いで不足が生じているのだ。(本文一部そのまま掲載) さらに、東京や大阪などの大都市では既に教員が不足している。とも書いてあった。 「学力の低下」が進行する中で、 … [Read more...] about 実は教員も...part2
実は教員も...
先日、「警察官が大量に退職してこの先6年間で4割が入れ替わる」と言うことを書いた。10年後の日本と言う本を読んでのことでした。この本を読み進めると実は、教員も段階の世代の大量退職の影響で、多くの教員が入れ替わることになる、と言うことが書いてありました。 当然の事といえばそうかもしれませんが、うかつにも私はそこまで考えが及びませんでした。少しばかり考えれば解りそうなものなのですが... 教育問題について、真剣に議論して変えるべきところは変えていかなければならないときに、教育の質がさらに問われてくるとは、一大事です。 私のできることを考えると... まずは佐賀県の実情についても調べてみたいと思います。 … [Read more...] about 実は教員も...
最近読んだ本から
最近読んだ本から... 「10年後の日本」 文春新書 その中から「治安悪化」のページを紹介します。 1980年代の半ばまで、日本の治安の良さは「世界一」。 しかしいま、「体感治安」は確実に悪化している。この10年で日本の治安が悪くなったと思う人はおよそ9割。自分の身近な人が犯罪に遭うかもしれないという不安を感じている人は8割。 1980年代まで検挙率も60%前後を誇っていたが2000年以降は20%前後まで落ち込んだ。先進国の中でも最も低い国のひとつになった。 これを受けて警察庁は2002年から6年間で2万人の増員をはかるとしているがそれでも、警察官一人が担当する市民は500人を超える。しかも今後は経験豊富なベテランが大量に退職し、2013年までに警察官の約4割が入れ替わる。「量」は補うことが出来ても「質」を維持できるかは疑問。 1979年版の「犯罪白書 … [Read more...] about 最近読んだ本から
私の履歴書
本ではなくて新聞の記事ですが、一冊の本を読むようですから「最近読んだ本」にしました。 日本経済新聞の最終面に掲載されている「私の履歴書」。 今月はナベツネこと読売新聞主筆の渡邊恒雄氏。 先月の味の素会長の江頭氏も面白かったのですが、今月もとても面白くて先月から毎朝、この欄から真っ先に読むようになりました。 今月は、戦後の政治史を知る上で貴重な資料ともいえる内容が濃いものです。だから一日分はあっという間に読んでしまいます。 これまでにもストックしているものもいくつかあります。 また、ヤマト運輸の小倉会長が所轄官庁である運輸省に抵抗したことも、この私の履歴書でしりました。日本IBM前社長の椎名武雄氏のもあります。IBM前会長のルイスガースナー氏のもあります。他にもいくつかとっています。たまに読みかえしてみることもあります。頑張ってきた人の半生って本当に勉強 … [Read more...] about 私の履歴書
挑戦つきることなし
昨日、注文していた本が届きました。 タイトルは「挑戦つきることなし」。 尊敬する元ヤマト運輸会長の小倉昌男さんがモデルとなっている小説です。高杉良さんの作品なのできっと面白いだろうと思って「青年社長(上)(下)」と一緒にネット注文で買いました。 「青年社長」はワタミの渡邊美樹社長がモデルになっているのですが、最近とても気になる人のひとりです。迷わずに注文いたしました。 今日より、3冊一気に読みます。 W杯の3位決定戦で主審を務めた上川徹さん。見事なジャッジと評判がすこぶるよいようです。 ポルトガルの選手が足を引っ掛けられて倒されたかに見えたシーンも実は足などカカってはいなかったところをきちんと見ておられました。本当に見事なジャッジだったと思います。試合終了後にメダルをかけられているところはさすがに感動でした。 W杯ドイツ大会もいよいよ残すところと1試 … [Read more...] about 挑戦つきることなし
住みよさランキング
東洋経済新報社が毎年発表されている全都市による「住みよさランキング」。 このランキングで、私の選挙区の鳥栖市が総合7位に入りました。前年は13位だったので6ランクアップということになります。もちろん九州ではダントツのトップ。今年で14回目だそうですが、鳥栖市は年々ランクが上がっているようです。嬉しくなりますね。 そもそも、このランキングはどうやって算出されているのかというと... 「東洋経済別冊」によれば、「安心度、利便性、快適度、富裕度、住居水準充実度の5つの観点から16指標を採用、それぞれ平均値を50とする偏差値を算出、その単純平均を指数化したもの」と書いてあります。 鳥栖市は、それぞれの指標で 安心度 120位 利便性 47位 快適度 10位 富裕度 201位 住居水準充実度 572位 でした。 では、「16指 … [Read more...] about 住みよさランキング
日本語と英語
英語を話せるようになるには、英語に触れるのが早ければ早いほど良い。そう思っていたし、間違いではないと思います。もともとは「日本語をきちんと話せないような小学生に英語を学ばせるなんて。」と思っていた。が、話せるようになるには早いほうが良いと聞いた。しかし、それだけでは、真の国際人とはいえないらしい。読まれた方も多いと思いますが、「国家の品格」というベストセラーの本に書いてありました。確かにしゃべれるだけなら、幼児の頃から英語を学べばすぐにしゃべれるようになるらしい。しかし、真の国際人として通用する人間になるには、日本人としての、日本の伝統や文化、歴史等を含めた国語をまずは徹底的に固めることが先。表現する手段よりも表現する内容を整えるほうがずっと重要だ。なまっていてもよい。内容がすべてだ。 そう書いてありました。本文はまだまだ詳細に書いてありましたが、要す … [Read more...] about 日本語と英語
日の丸が見れた
朝、テレビのスイッチをいの一番につけた。 もちろんトリノオリンピックを見るためだ。女子フィギアスケートで頑張っている選手の応援をと思ってスイッチをつけたが、すでに村主選手まで三人とも演技は終わっていた。残念! だけれども、結果をみてびっくり。荒川選手が見事に金メダル。なかなか今一歩のところでメダルに手が届かなかった日本選手だったけど、ようやくその状態に終止符。日の丸が真ん中の一番高いところに掲げられ、君が代が流された。よかったなぁ。うちの娘も「金ナダル!」といって喜んでいた。メとナの区別がまだつかないようだが、それさえもうれしく思えてくる。 さて、今日のタイトルは「最近読んだ本」。 最近読んだ本は「超バカの壁」と「官邸主導」だがあと2冊購入していて読んでいない本がある。 今日から読むのがそのうちの一冊の「現代家族の誕生 ~幻想系家族論の死~」と言う本。 … [Read more...] about 日の丸が見れた
男たちの大和
「男たちの大和」を見ました。 正直言って、2回ほど涙が出てきました。 愛するものを守るために、戦いに行く姿。現代では決して受け入れられない行為だが、当時としては、国を、家族を守るために戦いに行かなければならなかった。水上特攻の命を受けた大和が沖縄へ出撃して、その途中米軍に攻撃されるシーンでは、「これは本当に犬死だったのではないか?」と水上特攻そのものを疑問に思った。が、しかし「当の大和乗員は決してそんなことは思っていなかった、国や愛する者の為に命をかけて守ったのだ」、と終わってから思いました。 「命を懸ける」ということを少し学んだ気がする。自分の使命とは?なんて考えてきて、自分の地域は自分で創ることを使命と今は思っている。使命とは「命を使う」と書くが、イコール「命を懸ける」ことだと思う。ならば大和乗員のように死ぬのも覚悟で自分の使命に取り組んでいる … [Read more...] about 男たちの大和
選挙参謀
最近読んだ本から... 「選挙参謀」。 とある街の市長選挙を舞台に、主人公の選挙参謀が現職候補を勝たせるべくあの手この手で若手のホープである新人候補を相手に選挙戦を展開。その場面場面で自分に照らし合わせて考えながら読んでいると、身につまされる点や不安に駆られてしょうがないシーン、やる気が満々に起こってくる台詞など、とにかく引き込まれていった小説でした。 被選挙人としては、参考になる事がたくさん書いてあるので非常に勉強にもなりました。さすが著者が数々のビッグ選挙の参謀として活躍されただけあってとてもリアルでうなずける場面もありました。とても面白いです。ぜひ一度読んでみてはいかがですか? 今読んでいるのは、竹田恒泰氏著の「語られなかった皇族たちの真実」 2665年続いている「万世一系」。これを現代で終わりにして良いのかどうか、危機に見舞われている皇室に … [Read more...] about 選挙参謀
最近読んだ本から...
最近読んだ本から... 「誠心誠意、嘘をつく」政治家、三木武吉の生涯を書いたもの。1955年に自民党を結成させた大政治家だ。 大義のためなら小異を捨て政敵とも手を結ぶ、あるいは同志をも切る。(泣いてバショクを切るそのままだ)。すべては国家、国民のため、その大義がいつも念頭にあったと思う。同志が8人になってしまい、前へ進むことが困難になったときでも、くじけず、あきらめず鳩山政権を作る夢を実現し日本を回天へとむかわせたくだりはわくわくして醍醐味があった。さらに政敵である大野判睦に頭を下げるところはすごいと唸ってしまった。 わくわくしたと書いて思い出したが、 「歳月」もわくわくして一晩かけて一気に読んだのをおもいだした。我が郷土佐賀県が産んだ政治家江藤新平卿の物語だ。(司馬遼太郎先生作)現在の法治国家日本の基礎を創り出した江藤新平卿の志に私は感服したものだ。 … [Read more...] about 最近読んだ本から...
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